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日帰り見学会

2023年度後期(2024年2月20日)

 2月20日、外国人留学生・研究者とスタッフ合計20名で、和歌山県紀の川市にある粉河寺観音山フルーツガーデンを訪問しました。朝、京都は雨が降っていたので天気を心配していましたが、和歌山県に着くと、晴れ間がのぞいてとても暖かい一日になりました。
 午前に訪問した粉河寺は、770年に創建された歴史の長い寺院で、主に岩石を用いて桃山時代(1573-1603)に造園されたとても珍しい枯山水庭園を見ることができました。参加者は、本堂でお守りを買ったり、早咲きの河津桜を見たり、770年の寺院創建時には既にあったとされる巨大なクスノキを見たり、思い思いに見学を楽しみました。

粉河寺大門
お守りを買う参加者
枯山水庭園の前で

 午後には、1911年創業の観音山フルーツガーデンを訪ね、児玉社長に様々な品種の柑橘類がなる果樹園を案内していただきました。実際に果物を見せていただいたり試食をしたりして、参加者は初めて見る品種の柑橘に感心していました。その後、果物の加工工場を見せていただき、児玉社長から会社の成り立ちやビジョンなどについての説明も受けました。また、希望者は、果樹園併設のフルーツパーラーで提供されている、和歌山県産のフルーツたっぷりのパフェも食べることができ、参加者にとっては大満足の内容となりました。

果樹園の見学
児玉社長と
フルーツパフェ

2023年度前期(2023年6月1日)

 6月1日、外国人留学生・研究者とスタッフ合計19名で、伏見区にある招德酒造京都市南部クリーンセンター(さすてな京都を訪問しました。
 午前に訪問した1645年創業の招德酒造では、京大農学研究科出身の木村社長に工場案内をしていただきました。日本酒が作られる過程について詳しく教えていただき、麹についてや、発酵の行程などについて多くの質問が挙がりました。工場案内の後は、招德酒造で作られている日本酒のテイスティングもさせていただきました。招德酒造の代表的なお酒と、モザンビーク支援の一環でモザンビークのお米から作られたお酒を飲み比べ、また、実際に日本酒製造に使われている井戸水も試飲しました。

工場見学
日本酒テイスティング
招德酒造の玄関で木村社長と

 午後は、京都市南部クリーンセンター(さすてな京都)を訪ねました。職員の方から、京都市のごみ処理事情やごみ削減のための取り組みなどについてお話を伺い、ごみピットが稼働している様子や、バイオガス化施設など、色々な施設を見学させていただきました。参加者は、ごみを処理した後にも廃棄物が出て、完全にゼロにはならないことや、ごみ焼却後の灰などを埋立処分する音羽の杜が、ごみ削減の取り組みの結果、当初の見込みよりも長く使用できていることについて、特に関心を持ったようでした。

エントランスの展示
メタン発酵槽
職員の方々と

2022年度後期(2022年11月1日)

 11月1日、外国人留学生・研究者とスタッフ合計24名で、京北エリアを尋ねました。
 京北は、キャンパスから車でおよそ1時間の距離にあり、総面積の93%が森林に占められた自然豊かな地域です。この日はあいにくのお天気でしたが、京北でバスを降りると、色づき始めた山にもやがかかっている景色がとてもきれいでした。
 午前中は、農家民宿も営んでいる建具師の河原林さんのお宅を訪ねました。とても立派な茅葺き家屋で、お家の囲炉裏で火を焚いている様子も見せていただきました。その後、河原林さんに茅の輪(ちのわ)の作り方を教えていただきました。束になったススキを編んで、無病息災のお守りになる茅の輪をそれぞれ作りました。

茅の輪作り
茅の輪と茅葺きの小屋
河原林さんと

 午後は、「京都里山SDGsラボ ことす」にお邪魔しました。ことすは、廃校になった小学校の校舎を利用して、SDGsに関する様々な活動を行っている場所で、実際に廃材を分別している部屋や、生ごみをリサイクルして肥料を作る設備などを見せていただきました。その後、いきもの倶楽部KONOMIの許斐さんに、干し柿の作り方を教えていただきました。京北では、空き家の敷地にある柿を狙ってサルなどが集まってくる獣害が問題となっているため、許斐さんが柿収穫体験イベントを開催して、収穫した柿を京都市動物園に寄付していることも教えていただきました。

ことすツアー
干し柿作り体験
許斐さんと

 お天気には恵まれませんでしたが、普段住んでいる地域とは違う京都を感じる良い機会となりました。

2022年度前期(2022年6月2日)

 6月2日、外国人留学生・研究者とスタッフ合計27名で、滋賀県高島市にある針江 生水の郷を訪ねました。
 針江 生水の郷は、自然の湧き水を各家庭で使用するための「川端(かばた)」という仕組みが見られる地区です。家の中や外にある川端で、野菜を洗ったり冷やしたり、また洗い物をしたりと、生活に必要な水はすべてこの川端を通して使用しています。
 午前の「川端と街並コース」では、グループに分かれて地元のガイドさんにご案内をいただき、川端の仕組みや、地区の水をきれいに保つために行われている活動などについて学びました。参加者は、きれいな針江の街並を見たり、地区の皆がきれいな水を使えるように互いに配慮していることを聞いたりして、大変感心していました。

 午後の「びわ湖畔コース」では、地区の田んぼで行われている、環境と生態系を守るためのプロジェクトや、針江浜で琵琶湖の水を守るために行われている活動について学びました。琵琶湖に流れ出る水をできる限りきれいにしようとする努力により、それまでこの地区には生息していなかった小動物たちが増えたり、琵琶湖で魚の産卵場所ができたりすることに繋がっていることがわかりました。

 今回は、とてもユニークな川端文化や琵琶湖の環境保全活動について知ることができたとともに、お天気にも恵まれ、きれいな水や植物などを見てリフレッシュできる良い機会となりました。

2021年度後期(2021年11月16日)

 11月16日、外国人留学生・研究者とスタッフ合計19名で、京都市内の石割農園と、京都市南部クリーンセンターを訪ねました。
 石割農園は300年以上続く地域農家で、質の高い京野菜の生産で知られています。農園の石割さんのご自宅にお招きいただき、石割さんが日本全国のレストラン等に野菜を卸していることや、海外にも農園を作って野菜の栽培をしていることを聞き、参加者からはいくつもの質問が出ました。実際に農園の見学もさせていただき、石割さんが育てた野菜の試食もさせていただきました。
 午後は、京都市南部クリーンセンターを訪ね、京都市のごみ処理事情がどのような変遷をたどってきたのか、また、近年ではごみ削減のためにどのような取り組みがなされているのか等について説明を受けました。センター内の見学では、巨大なごみピットや、実際に家庭ごみが持ち込まれてくる様子、生ごみを発酵させるための機械など、たくさんのものを見せていただき、立ち止まって説明を受けるたびに参加者から質問が挙がりました。
 今回の見学会では、質疑応答を通して訪問先と参加者との間で活発なディスカッションが行われる様子が見られ、とても有意義な会となったと思います。

2021年度前期(2021年7月15日)

コロナウィルス感染症の拡大状況を注視しながら、感染症対策を万全にして開催することが決まった7月15日の日帰り見学会では、留学生とスタッフ合計21名で木津川市にある京都大学附属農場と、道の駅 お茶の京都 みなみやましろ村を訪ねました。農場では、施設の概要説明を受けた後、実際に農場で栽培している野菜・果物や農場の設備を見学しました。午後は、南山城村にある道の駅 茶の京都 みなみやましろ村に立ち寄り、地域活性化のために道の駅を通して行っている活動について、運営会社の代表取締役にお話をお伺いしました。
コロナ禍で思うように日本での生活を楽しめていない留学生もいたかと思いますが、見学会では普段なかなか見ることができないものも見られ、新しい友達もできて、リフレッシュすることができたのではないかと思います。

2020年度後期(11月30日)

11月30日の日帰り見学会は、留学生・スタッフ19名で、奈良の法隆寺と信貴山を訪ねました。コロナ禍の中、万全の対策をとっての実施でした。当日はお天気も良く、屋外ではリラックスした雰囲気で建築物や景色を楽しむことができました。また、現地ボランティアガイドさんによる、英語や中国語での丁寧な説明を受け、歴史も勉強できました。

2019年度前期(6月24日)

6月24日の日帰り見学会で、20名の留学生とIESスタッフで大阪府羽曳野市の大阪府立環境農林水産総合研究所と、柏原市のカタシモワイナリーを訪ねました。研究所では、ダイオキシン、アスベストの分析室や、ICT活用の水ナス栽培、ぶどうラボなどを見学し、環境を守りながら農業を発展させていくための最先端の技術を学びました。午後は、創業100年以上のカタシモワイナリーに行き、ぶどう畑で色々な品種のぶどうの栽培についてお話を聞いたり、実際にワインのテイスティングをしたりしました。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

2018年度後期(10月30日)

10月30日の日帰り見学会で、20名の留学生とIESスタッフでJA北河内ライスセンターを訪ねました。最新の米選別機を見たり、お米の育苗について学んだりして、留学生はとても熱心にスタッフの方の説明を聞いていました。商品として販売できるお米とそうでないもの(小石、ガラス、色が付いたお米など)を一粒一粒、一瞬で選別する機械には留学生もとても感心していました。
JAでの見学のあとは、石清水八幡宮と、時代劇の撮影場所として有名な日本最長の木製の橋である流れ橋も訪れました。参加した学生は、素晴らしい秋晴れのもと、見学会を楽しんでくれたようです。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

2018年度前期(5月31日)

5月31日の日帰り見学会では、27名の留学生とスタッフで、大阪府泉南郡熊取町にある京都大学複合原子力科学研究所を訪ねました。

研究所では、高橋千太郎先生と高橋知之先生の解説を受けながら、普段なかなか立ち入ることのできない研究用原子炉などを見学しました。専門分野ではなかったものの、参加した留学生からはたくさんの質問があり、とても有意義な見学会となりました。
現地で解説をしてくださった両先生、参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

2017年度後期(11月21日)

11月21日の日帰り見学会では、26名の留学生とスタッフで京大理学研究科附属 花山天文台と将軍塚青龍殿を訪ねました。天文台では、柴田先生による天文台の説明を聞いたり、実際に花山天文台で観測した太陽活動の映像を見たりして、花山天文台の歴史と最新の研究活動について学びました。参加した学生は、自分たちの専門外の内容でしたが、とても興味深く話を聞いていて、各所での説明の途中にはたくさんの質問が出ました。
花山天文台の後は、将軍塚青龍殿に移動し、京都市内を一望できる大舞台で景色を眺めたり、紅葉真っ盛りの美しい庭園を散策したりして楽しみました。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

2017年度前期(5月25日)

5月25日の日帰り見学会では、23名の留学生とスタッフで木津川市にある京大農学研究科附属農場と福寿園CHA遊学パークを訪ねました。午前中、中﨑先生による農場の説明を受け、農場の先生方の案内で農場内を見学しました。参加した学生は、最先端の施設にとても興味津々で、質問がたくさん出ました。昼食後、福寿園の研究施設でもある福寿園CHA遊学パークに移動しました。まず、日本茶の歴史や世界中の様々なお茶について学ぶ資料館ツアーに参加し、その後、石臼でお茶の葉を挽いて抹茶を作りました。挽いた抹茶は、お茶菓子と一緒に楽しみました。
参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

2016年度後期(10月25日)

10月25日の日帰り見学会では、26名の留学生とスタッフで亀岡市を訪ねました。午前中は、市の中心部で行われていた亀岡祭を見物し、鉾と山の巡行を見ました。その後、「へき亭」という300年前からある武家屋敷で、手まり寿司作り体験をしました。午後は、京都学園大学を訪ね、藤井教授による京野菜に関する講義を受け、その後えび芋と小豆の畑も見学しました。参加してくれたみなさん、ありがとうございました!

2016年度前期(5月26日)

5月26日、留学生29名と教職員8名で、滋賀県高島市にある針江 生水の郷に日帰り見学会に行ってきました。お天気が心配でしたが、幸い雨に遭わずにすみました。
午前中、「川端と街並」ツアーでは、地元のガイドさんについていただいて、針江独自の水道システムについて学びました。昼食の後、「里山と湖畔」ツアーでは、琵琶湖のほとりを訪ねて、地域の方々がどのようにして琵琶湖の環境や生態系を守ってきたか、お話を聞きました。参加者は、針江に流れる透き通った地下水や、環境を守るためになされてきた努力を見て、とても感心していました。参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

2015年度後期(10月20日)

10月20日(火)、秋晴れのお天気のもと、留学生20名、スタッフ10名で「竹を知る」をテーマにした日帰り見学会で桂キャンパスと洛西竹林公園に出かけました。
桂キャンパスでは、森林科学専攻の柴田先生による竹についての講義を聴き、その後竹林の中で切った竹で食器を作って、カレーを食べました。昼食後は、洛西竹林公園を訪れ、竹の資料館ときれいな庭を見学しました。竹とんぼ作りも体験し、作った竹とんぼを庭で飛ばして遊びました。
竹にあまり馴染みのない国から来た留学生もいたので、皆とても竹に興味津々な様子で、留学生が楽しんでいる姿を見て、スタッフ一同とても嬉しかったです。参加してくれた皆さん、ありがとうございました!

2015年度前期(5月21日)

2015年5月21日(木)、留学生・スタッフ・チューター合計55名で兵庫県たつの市と姫路市を訪ねました。
たつの市では、ヒガシマル醤油で工場見学を行い、留学生たちにとっては日本の代表的な調味料である醤油について学ぶ良い機会となりました。
姫路市では、素晴らしい快晴のもと、3月末に保存修理が終わったばかりの世界遺産 姫路城を訪れました。6グループに分かれて、ボランティアガイドさんによるユーモアあふれるツアーを楽しみ、全員の心に残る素敵な見学会となりました。

2014年度後期(11月11日)

2014年11月11日(火)、参加者33名で予定通り奈良県法隆寺と明日香村を訪ねました。秋晴れのすばらしいお天気の中、現地のボランティアガイドさんによる、英語や中国語での詳しくてユーモアのある説明やエピソードを交えて、貴重な建築物、仏像、古墳、壁画の数々を見学し、ウォーキングで日本の秋らしい風景も堪能しました。とても一日では回りきれない位でしたが、奈良の歴史の奥深さや、地元の人々のアットホームな暖かさ、素朴な自然の風景などに触れ、思い出に残る見学会になりました。
法隆寺→明日香村(石舞台、飛鳥寺、高松塚古墳・壁画館、甘樫丘など)

市場日帰り見学会

2014年度後期市場見学会(9月18日、11月4日)

9月18日、11月4日の2回にわたって、京都市中央卸売市場の見学会を予定どおり実施しました。見学者数は定員以上の14名、12名で盛況でした。市場の隣接案内資料館である、あじわい館で中央卸売り市場の概要、歴史、機能、組織などについての説明を聞きました。その後実際の市場に入り、野菜の競(セリ)、京野菜の卸売り集荷場所、魚介類市場、生簀、細菌検査室などを見学しました。普段は立ち入ることのできない、市場の舞台裏を始めて見学し、参加者は充実した半日を過ごしました。市場見学の後は、新鮮な魚を使ったお昼ご飯を近くのレストランで堪能し、島原エリアの見学も楽しみました。

第一回目 9月18日

第2回目 11月4日

2014年度前期(5月29日)

5月29日に参加者35名で日帰り見学会を無事終了しました。天候にも恵まれ、鳴門では景色もよく、渦潮もタイミングよくたくさん見ることができあちこちで歓声がわき起こっていました。大塚化学では普段はなかなか目にすることができない工場内を説明つきで、見学することができ、その後は大塚製品を試飲させてもらうなど、参加者にとって非常に有意義な見学会となりました。

2013年度後期(10月8日)

台風が近づいていたので、お天気が心配されていましたが、当日は大した雨にもあわず、無事日帰り見学会を終了することができました。参加者20名は、芦生研究林で坂野上先生から、研究林の実態や今後の課題について説明を受けた後、実際に長治谷からウツロ谷まで森林の生態系やシカの被害などについて詳しく話を聞きながら歩きました。その後、美山茅葺の里を訪ね、昔ながらの農村の生活を垣間見る事ができました。普段は目にすることが難しい風景や自然を間近に感じながら、学ぶことができて有意義な一日となりました。お世話になりました、坂野上先生をはじめ、研究林の職員の方々に心よりお礼申し上げます。

2013年度前期(6月6日)

6月6日(木)に日帰り見学会を予定通り終了しました。参加者29名は午前中に「お香」の老舗、松栄堂の製造工場と店舗を訪ね、御所で昼食を取った後、長岡京にあるサントリービール工場を見学しました。両社とも、会社の歴史や原材料、製造過程の説明などを聞いた後、その製造過程を眼で見て学習するのみならず、実際に「お香」の香りをかいだり、ビールを試飲するなどして、実体験を伴う見聞を深めることができました。ご協力いただきました皆様に心より感謝いたします。

2012年度後期(11月20日)

11月20日(火)、日帰り見学会を実施しました。参加者37名は午前中、六甲山ドライブウェイ、森林植物園などを訪問し、神戸の景色や紅葉を楽しみました。その後、南京町では思い思いの昼食をとり、午後からはメインイベントとなる灘、菊正宗酒造記念館に向かいました。記念館では伝統的な酒造りの手法や材料などに関するビデオを観賞し、実際に使われていた道具や施設を見学しながら説明を受けて、お酒の醸造過程に関する知識を深めました。最後に菊正宗酒造のお酒を数種類試飲させていただき、その味の違いやおいしさを楽しんでいました。お忙しいところ説明や案内をしていただいた菊正宗酒造記念館の皆様、大変有り難うございました。

2012年度前期(5月10日)

5月10日(木)、お天気にも恵まれ、予定通り日帰り見学会を実施しました。参加者52名は午前中国宝犬山城を見学した後、午後から京大霊長類研究所を訪問しました。研究所では講義を受けた後、実際にチンパンジーやニホンザル、その他の霊長類の飼育・研究施設を見学しました。中でもチンパンジーはしぐさや感情表現が豊かで、注目の的でした。質問も多く出て、初めての研究分野に関する強い好奇心と、研究対象としての彼らに対する科学的な関心がうかがわれました。平井研究所長をはじめ、教職員の皆様には大変お世話になりました。誠に有り難うございました。長時間のバスの旅ではありましたが、リラックスして有意義な時間を過ごすことができました。

2011年度後期(11月15日)

宇治キャンパス防災研究所で地震の警報システムに関する講義と地震予知テレメーター室の見学を行いました。おうばくプラザ「きはだ」での昼食後、萬福寺を拝観。続いて防災研の宇治川オープンラボラトリーにて、山間部豪雨、階段水流、ドア水圧モデルを実際に体験しました。留学生にとって帰国後も彼らの防災に役に立つ大変有意義な見学会になりました。お忙しい中、説明をしていただいた徐先生、加納先生、中川先生、川池先生、大変ありがとうございました。

2011年度前期(5月19日)

5月19日の宇治市方面への見学会は天候にも恵まれ、おかげさまで無事終了しました。日本茶の栽培方法や製茶方法はとても勉強になったことと思います。実際に味わった玉露の風味はちょっとしたカルチャーショックだったかもしれません。茶業研究所ならびに茶業会議所の方には大変お世話になりました。有難うございました。参加された留学生の皆さん、お疲れさまでした。

2010年度後期(12月10日)

12月10日に予定通り有田への日帰り見学会を実施しました。天気にも恵まれ、ミカン園見学、和歌山県果樹試験場でのレクチャー、ミカン選果場見学などを 行いました。レクチャー後の質疑応答では、参加者から活発な質問が 飛び交い時間が足りないほどでした。選果場では、大量のミカンを高速で選別していく光センサー選果システムに参加者も感心していました。普段何気なく口に しているミカンが最先端技術により色と形だけでなく、近赤外線を使って糖度と酸度までが自動的に測定され選別されていることを知り、大いに勉強になりまし た。終日お世話になった果樹試験場の方々ならびに同行し解説していただいた近藤先生、大変、有り難うございました。

2010年度前期(6月3日)

6月3日(木)に春のバス一日見学ツアーが無事終了しました。信楽で陶芸工房を見学した後、滋賀県甲賀農業農村振興事務所の方の案内で、野洲川ダム、水口頭首工、朝国円筒分水工、石部頭首工その他の利水施設を見学しました。野洲川上流のダムから下流の水田まで、農業用水がどのように確保され供給されているかを目の当たりにすることができました。地域環境科学専攻水資源利用工学研究室の先生方のおかげでこのような機会を持てたことに感謝。大変有難うございました。

2009年度春(6月12日)

今回は高槻市にある農学研究科附属農場を見学しました。あいにくの雨でしたが、農場の北島教授はじめ教員の方々にハウスや圃場でイチゴやアスパラガス、モモなどの栽培方法を詳しく解説していただきました。水田ではちょうど田植えも行われており、留学生にとっては母国の稲作との違いを知るいい機会にもなったようです。

2009年度秋(10月23日)

春の附属農場に引き続き、秋には丹波にある附属農場を見学しました。農場では牧草栽培から肉牛の飼育まで効率よく管理されていました。特に牛糞から堆肥をつくりそれで牧草を育てるという循環システムが確立されていることがよくわかりました。午後は丹波ワイナリーを訪れ、ワインの製造工場を見学しました。